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粗食のすすめ

どんなものを食べるにしても、それを消化しなければならないので、人間の体にはそれなりに負担がかかってきます。胃腸の消化吸収能力にも限界がありますし、消化酵素の量にも限界がありますから、毎回たらふく食べると体に大きな負担となってしまいます。だからこそ、昔の人は「腹八分目」が健康の秘訣と言ってきたのでしょう。

私たちのエネルギー源になるのは、炭水化物、たんぱく質、脂質の3種類ですが、幕内さんによると、炭水化物がもっともクリーンなエネルギー源であり、体にかける負担がもっとも少ないそうです。脂質やたんぱく質を過剰に摂ると、胃や腸などの消化器はもちろん、肝臓や腎臓などの内臓にも負担がかかってしまいます。肉や脂は、大量にとると、大量に老廃物が出てきます。肉ばかり食べると、同じ年齢でも老け込むのが早く、寿命も短くなる傾向にあるといいます。

ご飯を中心とする炭水化物は、人間の体にとって一番クリーンなエネルギー源ですので、同じエネルギーをとるならば、脂質やたんぱく質でとるよりも、ご飯でとった方がよいようです。すなわち、日本の伝統食であり、ご飯、味噌汁、漬物(ぬか漬け)、この3点セットを中心とした「粗食」が体には最高、というのが幕内さんの見解です。


     

     



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