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本多静六博士の人生・投資哲学

本多静六博士は、埼玉県久喜市に生まれ、明治、大正、昭和にわたり、東京農科大学(現 東大農学部)で学究生活と執筆生活を送った。また、日比谷公園、明治神宮外苑など、日本中の百以上の公園の造園・森の植林などを行いました。

一方、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して、莫大な財産を築いた投資家でもありました。

本多静六博士は、25歳で次のような人生計画を立てました。40歳までは勤勉貯蓄、生活安定の基礎を築き、60歳までは専心究学、70まではお礼奉公、70からは山紫水明の温泉郷で晴耕雨読の楽居、という人生計画です。常に本業専一にして仕事を道楽化させたのです。

自分の仕事に全身全力で打ち込んでかかれば、日々の勤めが面白くてたまらなくなる、すなわち道楽化するのです。本多静六博士のモットーは、「人生即努力、努力即幸福」。努力が幸福の基です。

本多静六博士は、25歳から40歳まで、収入の四分の一を強制的に天引き貯蓄し、臨時収入とバイト代は、まるまる貯蓄しました。そうして貯めた種銭をもとに、株式投資をはじめ、大きな資産を築いたのです。

お金というのは、雪だるまのようなもので、はじめは小さな玉でも、その中心となる芯ができると、どんどん大きくなっていくのです。適切な投資を行うことで、資産は大きくなっていきます。

そしてまた、本多静六博士の処世訓には、「時を待つ」というのもあります。あせらず、時の来るのを待つ。これは投資だけではなく、人生訓しても大変意味のあることではないでしょうか。


(参考書籍)

本多静六 成功するために必要なシンプルな話をしよう (知的生きかた文庫)

本多静六の努力論―人はなぜ働くのか (新・教養の大陸BOOKS 2)

たのしみを財産に変える生活

私の財産告白 (実業之日本社文庫)






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