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一戸建て建設の工法

日本の住宅の工法は、大きく4つに分かれます。

@木造(在来工法)

木の柱と梁で後世される構造です。地震対策として強度を増すために、たくさんの柱と筋交いが入っています。また、柱や梁は植物建材であるため、同じ規格でも強度がひとつひとつ異なり、構造計算ができず、大工や職人の経験や自社基準によるものがほとんどになります。建売住宅の大半がこの構造になります。
(主なメーカー: 住友林業、古河林業、細田工務店、他)

A2X4工法

海外から輸入された工法で、ベニヤ板の壁を立てていく工法です。柱という概念がなく、この壁事態が地震に対抗する構造になっています。しかしながら、窓を大きくとった場合、強度が下がります。したがい、プランによってはその強度が大きく変わってしまう可能性があります。在来工法よりも気密性が高く、壁の中に結露が生じやすいといわれています。
(主なメーカー: 三井ホーム、ミサワホーム、住友不動産、他)

B軽量鉄骨造

工事現場に作られる事務所や庭先に増設される離れなどに使われていたプレハブを住宅に応用したもので、軽量鉄骨造とよばれています。地震にも強い構造ですが、大地震の場合、ブレースとよばれる筋交いが伸びきったり曲がったりしてしまい、大地震においては守られるものの、その後、建て替えや大規模改修が必要になるといわれています。
(主なメーカー: 積水ハウス、大和ハウス、積水ハイム、他)


Cへーベルハウス

マンションはビルに使われる角柱の柱と鋼材の制震構造を組み合わせた構造になっています。強度が非常に強く、かつ柱が少なくてすみますので、大空間を確保できます。震度7以上の地震でも倒壊せずに、そのまま住み続けることができる構造といわれています。2世帯住宅の必要条件である遮音性、耐火性、断熱性、耐久性、可変性を兼ね備えている優れた工法といわれています。
(主なメーカー: へーベルハウス(旭化成))







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