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心筋梗塞と狭心症

日本人の死因の第2位は心疾患(心臓病)で、心臓病の約半分は冠動脈の異変で起こる狭心症と心筋梗塞と言われています。

心臓の筋肉(心筋)は、全身に血液を送り出すために絶えずポンプのように働いていますが、この心筋に酸素や栄養を送っているのが、心臓を取り巻く冠動脈です。

冠動脈にアテローム(粥状)動脈硬化が起こり、血管内腔が狭くなると狭心症、血管が詰まると心筋梗塞になります。

狭心症は冠動脈の内腔が狭くなり、心筋が血流不足になります。動脈硬化によって血管が狭くなる場合や、血管が痙攣をおこして収縮する場合があります。

心筋梗塞は、冠動脈が詰まり、心筋への血流が途絶えます。血流が途絶えた先の部分の心筋細胞は壊死してしまいます。血流が再開されないと、心臓が機能しなくなってしまいます。

これらの治療には、カテーテル治療や、薬物治療が必要になります。

とくに心筋梗塞の場合は、発症後6時間以内に血流を再開させることが、心臓の機能を保つ分かれ道と言われています。



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