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伊能忠敬伊能忠敬は、江戸時代、日本国中を測量してまわり、初めて実測による日本地図を完成させた人です。伊能忠敬は、延享2年(1745年)現在の千葉県九十九里町で生まれ、横芝光町で青年時代を過ごし、17歳で伊能家当主となり、佐原で家業のほか村のため名主や村方後見として活躍します。49歳で家督を譲って引退し、50歳から好きな勉強を始めました。日本全国4千万歩も歩いて日本地図を完成させたのです。伊能忠敬は、幕末に実測による正確な日本地図をつくりあげた地理学者です。伊能忠敬は49歳で長男に家督を譲り、江戸に出て天文や測量の勉強を始めました。そして55歳のとき幕府から蝦夷地南東海岸の測量を命じられ、以来16年間73歳でなくなるまで、日本全国の地図測量の仕事に専念、日本全国の地図を完成させました。その結果完成した地図は、極めて精度の高いもので、ヨーロッパにおいて高く評価され、明治以降国内の基本図の一翼を担いました。 幕末に日本にやってきた英国艦隊やアメリカのペリーが彼の作成した地図を見て、日本の力を見直したとも伝えられています。 伊能忠敬の生涯や功績を知りたい方は、千葉県香取市にある伊能忠敬記念館がおすすめです。伊能忠敬記念館では、忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図をあますことなく紹介しいます。 伊能忠敬記念館 〒287-0003 千葉県香取市佐原イ1722-1 TEL:0478-54-1118 FAX:0478-54-3649 【電車】 JR成田線佐原駅から徒歩10分 【自動車・バス】 東関東自動車道 佐原香取インターチェンジから15分 |