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航空自衛隊 ペトリオット・ミサイル
ペトリオット・ミサイルは、日本の防空システムの一翼を担う重要な要である。まさに弾道ミサイル防衛の切り札といえる。 アメリカで開発されたペトリオット・ミサイルは、多機能フェーズド・アレイ・レーダーと高精度誘導方式によって、空から来襲する複数の目標を同時に迎撃できる高性能地対空ミサイルである。 ペトリオット・ミサイルは、北朝鮮や中国の弾道ミサイルから国土を守る「弾道ミサイル防衛」 (BMD = Ballistic Missile Defence」の要としての役割を果たしている。弾道ミサイル防衛は海上自衛隊のイージス艦から発射される弾道ミサイル迎撃用の艦対空ミサイル「SM-3」との連携による複合防御システムであり、発射された弾道ミサイルをまずはイージス艦のSM-3が宇宙空間で迎撃し、SM-3が打ちもらした敵弾道ミサイルをペトリオット・ミサイルが迎え撃つ態勢となっているのである。 |
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