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自衛隊の教育・学校
自衛隊には学校があり、優秀な自衛隊員を教育、育成しています。 (1) 防衛大学校 防衛大学校とは、幹部自衛官となる者を教育訓練する防衛省の学校機関であり、諸外国の士官学校に相当する。教育課程は、本科、理工学研究科、総合安全保障研究科の3つに分かれる。 卒業後は曹長として陸・海・空自衛官に任官し、陸上、海上、航空のそれぞれの幹部候補生学校へ入校することになっている。卒業後は、幹部自衛官(士官)として活躍することになる。 (2) 防衛医科大学校 防衛医科大学校とは、医師としての幹部自衛官の養成や、自衛官の医官(軍医)の教育訓練を目的に開設された。学校が学費を負担する目的別医科大学の1つである。 卒業後は、医科幹部候補生として陸上、海上、航空の各幹部候補生学校で教育訓練を受け、医師国家試験に合格すれば、幹部自衛官(2等陸尉、海尉、空尉)として任官し、自衛隊病院や各部隊で勤務することになる。 (3) 陸上自衛隊高等工科学校 陸上自衛隊高等工科学校とは、陸上自衛隊の中核となる陸曹下士官を養成するため、少年工科学校として設立された学校である。入学資格は15歳以上の男子に限定され、全国から学力優秀、体力壮健な志願者が集まってくる。 これら優れた教育機関により、優秀な自衛官が育成されているのである。 |